■漫談家・寒空はだかウェブサイト窓口 紹介 予定 随記
 ■ここは趣味のページ 即席映画狂トップページ 日活事件記者 番匠花嫁  ▼本ページ最後尾▼


 ■即席映画狂■

【167】太陽を抱く女(1964松竹大船)監督;番匠義彰  →【168】 →【166】

  ▼キャスト▼ ▼舞台▼ ▼発端とあらすじ▼

 大家族のミナミ家にやってきた、陽気で素直で働き者でスタイル抜群のお手伝い
さんのミッちゃん・真理明美
 みんなに好かれる性格が逆に災いして、一家のトラブルの種になりかける。しか
し、真理のおかげで、隠れていた家族のほころびが修復し、大団円。終始にこにこ
観ていられる番匠明朗コメディの集大成。
 舞台のミナミ家は「ハラマチ2丁目34番地」こと代々木上原、ロケ敢行。それに
“赤坂”「天八」。

 
  ▼キャスト▼ ▼舞台▼ ▼発端とあらすじ▼ ▲▲ページ冒頭▲▲

生地提供 大和紡、キング商事 「シルバーコート」「ドレス東京」「民芸ルック」
衣裳提供 鈴乃屋……三ッ矢と清水は常に和装、久保は和装と洋装の両方

三洋電機の家電(洗濯機、冷蔵庫)、トリオのステレオがクローズアップ
テレビ局のカメラは「フジテレビ」
ビールはサッポロ壜、大々的

 真理の出演するテレビのファッションショーでピアノを弾き、天八で「お勘定!」
と真理に止められ、清水が「この人は会社が払うからいいのよ。」と言われる男性。
番匠作品でおなじみの作曲家、牧野由多可だと思うのだがどうだろう。
 これでもかと言わんばかりに登場する人物を、次々に無駄なくさばく番匠演出は
見事の一言。
 主演の真理明美、「モンローのような女」に続く売出し作品、奮闘。真理の風貌
の好き嫌いは別れると思うが、この役が岩下志麻だと、完璧すぎてつまらない気が
するのである。

 ◆キャスト◆
  ▼舞台▼ ▼発端とあらすじ▼ ▲▲ページ冒頭▲▲

【南家】
佐野周二……「南元成」退職して会社嘱託、悠々自適、男ヤモメ
柳沢真一……長男「コウイチ」、繊維会社キングレイヨン宣伝課長
久保菜穗子…長男嫁「ハツコ」 専業主婦だがPTAで忙しい、柳沢との間に息子
三ッ矢歌子…長女「ヤスエ」、出戻り、自室でロウケツ染めの教室
清水まゆみ…次女「クニコ」、独立して夫・文太と赤坂で天ぷら店「天八」を営む
小坂一也……次男「メイジ」、売れない画家 タマガワに下宿
山本豊三……三男「ダイゾウ」、大学生 「ステレオ気違い」 真理に惚れる
菅原文太……次女夫「ハチロウ」 赤坂で「天八」、住まいもおそらく赤坂
前田嘉晴……長男の息子「キミオ」、おそらく中学生 ※kine note他参考
真理明美……女中「ユウキミツコ『光子』」 北海道から上京、夢は服飾デザイナー

杉浦直樹……「岡田」社長、三ッ矢の見合い相手 江戸川で鉄工所を経営
岩本多代……小坂の下宿の娘 小坂の恋人
小瀬朗………白清舎クリーニング御用聞き 愛知機械コニー360
初名美香……ホステス?「ハルミ」文太の浮気相手
沢村貞子……真理の母おタミさん 佐野の帝大生時代の恋人

大泉滉………天八の板前「トクガワ」、トクさん
林家珍平……天八の小僧ケンちゃん
山崎猛………天八の小僧

穂積隆信……カントウテレビ「サノ」
高木二朗……杉浦の鉄工所の工場長 ※プレスシート参考
志賀真津子…三ッ矢の生徒
八代起代美…三ッ矢の生徒
佐藤芳秀……柳沢の部下、宣伝部員
林洋介………柳沢の部下、宣伝部員

後藤泰子……上野の喫茶店の客



●「南元成」宅 「ハラマチ2丁目34番地」※渋谷区上原2丁目
高級住宅地の一軒家
佐野、柳沢、久保、三ッ矢、豊三、前田。序盤に真理が住込む。
ラストシーンでは、杉浦、岩本、前田以外が終結。

●赤坂「天八」
文太と清水夫妻の店。
中盤から真理が住込む。

●タマガワの小坂の下宿
真理の肖像を仕上げる。

●「岡田鉄工所」 「江戸川区」
杉浦の営む町工場。

●「レストランいそむら」 おそらく赤坂
文太と浮気相手の初名の逢瀬。
2シーン目で、浮気が発覚する現場

●代々木上原駅前の商店街
佐野が真理を案内する商店街には、豆腐屋、肉屋、荒物屋、パチンコ屋、そして焼鳥の赤提灯。
真理はお使いで八百屋、洋菓子屋「紅谷(べにや)」、花屋へ。
「紅谷」の喫茶室には、佐野と真理。

●上野駅
正面玄関スロープと中央改札

●上野駅近くの喫茶店
佐野と真理

●上野東照宮参道、湯島天神?
再会した佐野と貞子が、上野駅から訪れる思いでの場所。

●東京都美術館 「昭和展」
小坂の描いた真理像が特選



【101】〜



  
▲▲ページ冒頭▲▲  ▲キャスト▲

 ■漫談家・寒空はだかウェブサイト窓口 紹介 予定 随記
 ■ここは趣味のページ 即席映画狂トップページ 日活版「事件記者」