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資料●寒空はだか漫談実況　不二家不祥事／2007年2月〜3月頃

♪しばしも休まず鎚打つ響き
おなじみ童謡「村の鍛冶屋」、うちの裏の不二家は休みっぱなしです。
まあ不二家と言えば創業が1910年、もうすぐ100年という老舗ですよ、
伝統の味はね、新しい牛乳じゃ出せないんです。
（……これあんまりうけないのはね、ネタの賞味期限がきれてるのね。）
実際今回の事件は、事件だけれど、まだ事故にはなってないんです。
雪印の時はね、食中毒とかで大変でしたけど、今回は誰もお腹とかこわしてないんですよ。
それはひとえに、不二家の品質管理のたまものです。
ベテランのパートさんが、自分の体をはって、確かめて「まだ大丈夫だろ？」って使ったら、
そのとおり大丈夫だったんです。そこいらのいいかげんなアルバイトがやったんじゃないの。
だから今回の教訓は、マニュアルにとらわれず、臨機応変な対応を、熟練工の勘を大事にしなさい、
ってことです。
だいいち、もったいない。ワンガリマータイがきいたら泣いて喜びますよ。
ワンガリマータイって、アンドレカンドレみたいですね。
♪カンドレマンドレワンガリマータイヤラオレミレオレ……。
ただ、牛乳の古いのはいいとして、ガーコンはね。チョコレートに蛾が混入ってのはね。
……モスラ対ショコラってシャレですかね。
チョコレートですからねえ……、これ、クッキーとかビスケットなら、ハエ蛾入りってありますけどね。
でも不二家の偉いのはね、今、もうどこでも謝罪会見ですよ、でも表であやまっても、
裏じゃ舌出してんですよみんな、不二家は堂々とおもてで舌を出している。
♪期限切れと呼ばないで伝統重んじただけ〜、……これはちがうペコちゃん。
でも実際すくわれてるのは、これ自殺者とかも出てないでしょ。それが幸いです。
心配なのは、ペコちゃんが、責任感じて舌かんで自殺しないかってことです。
販売店がかわいそうだとか言われてるけど、ただ休んでるだけってのも能がない。
なんかすりゃいいんですよ、おやじがペコちゃんの人形で腹話術するとか。
「あれ、期限が、遅れて……」
ヤマザキ製パンが手を貸すそうです。するとあの春のパン祭り、例年、「白い」シリーズね、
　↓（かもめの水兵さん）
♪ヤマザキパンまつり、ならんだもらいもの、白いボウル、白い皿、白い粉、……パン粉ですよ。
このタイミングで白いミルキー復活ですね。めでたく。
ただ山崎傘下に入ると、ペコちゃんが、ハコちゃんになる可能性がある。
あの不二家のマークあるでしょ。
あれ、ファミリーマークっていうんですって。
あなたとコンビニ、これはファミリーマート。
不二家のＦに５つの意味をこめてあるんですと。
ファミリア、フラワー、ファンタジー、ファンシー、……不衛生ですか。
ほんとは最後がフレッシュで５つのＦだったんですがね。まあ直んないと思いますよ。不治屋だけに。
不治の病、略して不二家。
♪不治の病で死ぬ人も、交通事故で死ぬ人も、骨に変わりがあるじゃなし、焼いてしまえばみな同じ

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